【COLUMN】プロポーザル審査会の継続について

五年くらい前からプロポーザルの審査に関わることが増えてきました。多くの場合審査会は審査プロセスが完了するとその役割を終えて解散することになります。その際、市民や専門家が集まって集中的に議論し、良い意見がたくさん交わされるのにもったいないなと感じることが多くあります。

これまでの(そんなに多くない)経験では、審査会メンバーが引き続きその後の検討プロセスに関わった方が、プロジェクトの成果が上がるように感じています。審査会メンバーのモチベーションも上がるし、企画段階と検討段階に一貫した意志が通ってくる。

特にその思いを強くしたのは、日南市中活事業でザポマネ★キトーを生み出した「テナントミックスサポート事業委員会」でした。当初からこの名前であったのは、ザポマネを選考して終わりではなく、その後の事業についても最後までともに戦ってくださいという市担当者の強い気持ちの表れであったし、そうした覚悟がプロジェクト全体に熱い魂を吹き込んでくれたのだと思います。

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